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◎書籍の紹介

《とっておきのバスタイム》
植物の力でキレイ&元気になる! アロマ・ハーブ・和の素材・フラワーレメディのバスレシピと手作りボディケア・コスメを紹介した本です。
著者:河野典子
発行:誠文堂新光社
価格:1,365円(税込)
お風呂の四方山話
日本人のお風呂好きはいつから?

日本人のお風呂好きはいつから?

わたしたち日本人は、外国人から見てもお風呂好きな清潔な民族として知られていますが、いつ頃からお風呂に入るようになったのでしょうか?

8世紀頃まではどのような入浴をしていたかは明確にはわかっていません。
はじめは入浴というには及ばず、河川や沼、泉、海など水を使って体を洗うというより、むしろ心身を浄めるといった意味合いの水浴でした( 禊とか、水垢離というのがその名残り)。これは、世界中のどこでも同じようです。

日本では、実際には8世紀頃まではどのような入浴をしていたかは明確にはわかっていません。なんとか銭湯の前身らしきものがはじまったのが、やっと8世紀に入ってからです。

それは大きな寺院ではじめられた布教の手段の一つとして、また社会事業として行われた“施行”(せぎょう)というもので、はじめはせいぜい月に1〜2回。
後にお金をとるようになってからも、6日と決まっていました。

銭湯といわれるようになったのははじめは無料だったのが“銭”を支払う湯となったからだそうです。お風呂代は湯銭といいました。もっとも、この頃はお湯を使うというより、むしろいまでいうサウナー蒸し風呂だったのですが。

はじめは、あまり喜ばれなかった施行ですが、その気持ちよさに次第に楽しみとなっていったようです。お風呂好きはこの頃からわたしたち日本人のなかに芽生えてきたのでしょうね。

それにしても毎日あたり前のようにお風呂に入ることができるわたしたちって、な〜んて幸せなんでしょう。

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